TWENTIES NO OWARI

「SEKAI NO OWARI」のバンド名には「世界の終わりだなと思ったとき、ここから始めよう終わりから始めよう」というポジティブな意味が込められています。「TWENTIES NO OWARI」・・・トゥエンティーエズの終わりは20代の終わり、つまり30歳になるここから始めようという意味を込めました。

【読書】『七つの会議』 著 池井戸潤

 

七つの会議 (集英社文庫)

七つの会議 (集英社文庫)

 

  (amazon内容紹介より引用)

きっかけはパワハラだった!トップセールスマンのエリート課長を社内委員会に訴えたのは、歳上の部下だった。そして役員会が下した不可解な人事。いったい二人の間に何があったのか。今、会社で何が起きているのか。事態の収拾を命じられた原島は、親会社と取引先を巻き込んだ大掛かりな会社の秘密に迫る。ありふれた中堅メーカーを舞台に繰り広げられる迫真の物語。傑作クライム・ノベル。

 

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昨年「下町ロケット」で池井戸潤作品に出会い、

今年「半沢直樹」のドラマにドはまりしました。

あれだけの高視聴率をたたき出したドラマでしたが、

1度も見たことなかったんですよ。

 

「正義感」「反骨心」「逆境」

 

ここら辺の話が大好きなので食い入るように見ました。

そしてビジネスマンとしては必見の出世争い、派閥対立

銀行という組織の中で繰り広げられる数々の戦い。

あれだけの高視聴率になるわけですね。本当に面白かったです。

 

 

そして同じく池井戸潤作品のこの『七つの会議』

2012年に単行本が発売され、今年文庫版が発売されました。

2016年上半期 文庫部門 ベストセラー第1位ということで、

上半期の「顔」となった作品です。

 

この作品は「東京建電」という中堅電機メーカー内で

物語が繰り広げられるわけですが、

やはり「正義感」というところでは、半沢直樹と通じるものがありました。

少しでも話すとネタバレになりそうなので内容にはあまり触れませんが、

会社の秘密が徐々に徐々に解明されていく、この読者を飽きさせない、

後が気になって読みたくなる感じ。

ものすごい面白かったです!

 

東京建電はソニックという会社の子会社でもあるのですが、

私も同じようにある会社の子会社で働いているので

親会社、子会社という観点からも楽しく読むことができました。

 

あと個人的に好きだったのは各登場人物の生い立ちや家族との関係が

書かれているところですね。

人は生い立ちから価値観や判断の仕方、人格形成、パフォーマンス、そして正義感、

など決まってくると思っているので、書いてある/なしは大きな違いです。

キャラクターを一人一人丁寧に扱っている印象でした。

 

池井戸潤作品、片っ端から読み漁りたくなりました。